医師は、フェイスリフトの手術を受けたいと希望する患者さんには、まず最低限、次のことについて自分の気持ちや、環境の整理がついているかどうかを確認してもらいます。「フェイスリフトの手術を受けたことを、周囲の人に悟られても、仕方がないと開き直れるか?」これは手術を受ける上で大切なことなのです。医師にとってシワやたるみの手術を受ける人の最も困った希望は、「できるだけ若くなりたい。だけど、手術をしたことは人に知られたくない」という矛盾した願望です。手術が十分な効果を上げるほど、周囲の人は手術したことに気がつきます。人の目が他人の顔のわずかな変化でも認識する能力には、驚くべきものがあります。少しむくんだだけでも、今日は顔がはれているとか、いつもと違うとか、見分けることができるのですから、手術をしたことがわからないだろうと考えることは、あまりに楽観的です。
大切なのは、自分の状況に気づき、知性的な判断を下すこと。目の前の欲求に振り回されないよう、頭でしっかり考え、脳を働かせて判断をすることなのです。つまり、ダイエットは脳でするもの。頭を使って行うたいへん知性的な作業なのです。まずはこのことをしっかり頭に刻んでおいてください。そして、自分の置かれた状況に気づき、なるべく正しい「足し算・引き算」をするように心がけましょう。そうそう、ひとつつけ加えておきましょう。さっき、ダイエットはお金の出入りに似ていると言いましたが、こういう「知的な足し算・引き算の技術」を身につけていると、お金もたまりやすくなるでしょうし、いろいろと他にもうまくいくことが出てくるかもしれませんよ(保証はいたしかねますが…)。なにしろ人生は「プラスになるかマイナスになるかをいかに的確に把握できるか」によって大きな差がついてくるもの。経済やダイエットの世界はもちろん、この世の中、すべてそれで回っているようなものなのですから…
子供の体というのは、大人よりも小さくできていて、農薬や添加物の影響を受けやすい仕組みになっている。体は小さくても、食べる量は大人とたいして変わらないから、大人よりも体重当たりの農薬をとり込む量が多くなる。また、子供は新陳代謝が激しく、細胞自体の活動も活発なので、大人よりも農薬の影響を受けやすいのである。実際、農薬によると思われるアレルギー症状を引き起こす子供は増えている。花粉症や、アレルギー性結膜炎なども、年々症状が悪化したり、発症する子供が増えている。アレルギーだけではない。将来的に、それらの残留農薬が体にどんな影響を及ぼすかは、まだ解明されていないのだ。虫を殺すため、草を枯らすための農薬が体にいいわけはない。このまま、子供たちが体に農薬をとり込んでいったら、どんな病気が発生してくるか、また、後々子孫にどのように影響してくるかはわかっていないのだ。ほとんどの子供たちは、このような危険性の高い給食を食べさせられているのが現状だ。一九九六年のO−157の大発生などもあり、子供たちの体や給食の安全性について、もう一度考え直す時期にきている。